KNFダイアフラム式液体ポンプは、媒体への異物混入なく、中性や刺激性のある液体を移送、計量、定量注入します。メンテナンスフリー、自吸式、空運転が可能。また、モーターと制御オプションを各種ご用意しております。
KNFとDYMIND社:10年にわたる協業が血液学解析の進展を推進
10 年以上にわたりKNF のダイアフラムポンプソリューションはDYMIND社 が最先端の医療技術を継続的に改善、最適化するために尽力してきました。

DYMIND Biotechnology Co., Ltd.は中国深圳市を拠点とする革新的なハイテク医療企業です。同社は血液学分析などの医療診断分野において小さなスタートアップからグローバル企業へと成長を遂げてきました。この成長の過程においてKNFは一貫して信頼できるパートナーとしてDYMIND社の継続的な成功を支える重要なポンプ技術を提供し続けてきました。
血液学分析における精度向上
血液学は血液、血液形成器官および血液関連疾患の検査と分析に焦点を当てた臨床診断の重要な分野です。赤血球、白血球、血小板、ヘモグロビン、血漿などさまざまな血液成分を評価するための広範な診断方法と検査を含みます。これらの検査は貧血、凝固障害、感染症、血液がんなど多くの疾患の診断とモニタリングに不可欠です。
この重要な分野において信頼性の高い迅速な結果を提供し、より早期かつ正確な診断を可能にして患者ケアの向上に貢献するため、DYMIND社 血液分析装置は最先端の技術、包括的な検査機能、効率的な処理能力、および高度なデータ管理機能を備えています。これらのシステムの中心には正確な検査結果のための正確な流体処理を保証するカスタマイズされた KNF ダイアフラムポンプが採用されています。
10年にわたるパートナーシップとイノベーション
DYMIND社 はイノベーションを非常に重視しており、その姿勢は社員の組織構造や投資にも反映されています。社員の大部分は研究開発に従事しており、年間売上高の大部分をこの分野に投資することで製品とサービスの継続的な開発と改善に全力を尽くしています。
2013年からDYMIND社は診断機器のさらなる開発においてKNFポンプを信頼してきました。同社はスタートアップから1,000人を超える従業員を擁する主要な医療機器メーカーへと成長する中でKNFは継続的なサポートを提供してきました。現在KNFポンプはDYMIND社の5つの主要な血液検査装置(DM79X、D7-CRP、DF55など)や凝固検査装置、その他の関連医療機器において重要な役割を果たしています。
例えば、DM79X 5 部構成の血液分析装置はシステムの清浄度と精度を維持するために重要な機能である廃液の移送に信頼性が高く精密な KNF NF 30ダイアフラム液体ポンプを採用しています。これらのポンプは流量0.3 l/min、圧力1 bar rel.、吸引揚程6 mH2Oの性能を提供します。さらにセルフプライミング機能、気液混合運転対応、メンテナンスフリー設計を組み合わせることで分析機器における信頼性の高い性能を保証します。
品質とサポートへのコミットメント
KNFポンプは信頼性が高く、統合が容易で、必要に応じてメンテナンスが簡単な設計のため、医療業界や診断機器に特に適しています。しかしKNFの卓越性へのコミットメントはポンプ技術を超えています:販売前後のサポートの最高水準を提供することがDYMIND社の急速な成長に大きく貢献してきました。「KNFポンプはDYMIND社の品質保証の基盤であり、医療診断分野で最も厳しい業界基準を常に満たし、超えることを可能にしています」と、DYMIND Biotechnology Co., Ltd.のエンジニアリング担当者は説明しています。
このパートナーシップは10年以上にわたり継続されており、相互の信頼、イノベーション、そして技術革新への共通のコミットメントによって特徴付けられてきました。このコミットメントはKNFが2022年にDYMINDの「Best Quality Award」を受賞し、2024年末には「Quality Excellence Award」を受賞したことでさらに認められました。これにより両社の持続的なパートナーシップが強調されています。
DYMIND社が140カ国以上に事業を展開する中でKNFのポンプソリューションは同社の高度な診断機器の進化するニーズに一貫して対応してきました。KNFはDYMIND社が小さな医療系スタートアップから診断ソリューションのグローバルリーダーへと成長する過程の一員として、この旅路に貢献できたことを誇りに思っています。


