高圧力下でのスムーズな流量:KNFが新製品FP 1.70を発表

実績のある FP 70 をベースに、KNF はより高吐出圧に対応する新しい FP 1.70 液体ダイアフラムポンプを発表しました。

高吐出圧、低脈動アプリケーション向けの KNF FP 1.70 液体ダイアフラムポンプ。

新しい KNF FP 1.70 は、ダイアフラムポンプテクノロジーの多くの利点と、脈動がほとんどないスムーズな流量というメリットを併せ持っています。FP 70 の高吐出圧バージョンとして発売となった FP 1.70 は最大 6 bar (相対) の圧力を可能として、最も要求の厳しい業界にも最適な、最先端のダイアフラムポンプテクノロジーを提供します。

パワフルなダイアフラム液体ポンプ – FP 1.70

部品構成によっては、新しいFP 1.70は最大圧力6 bar(相対圧力)で、流量70~800 ml/分を実現します。さらに自給式で空運転安全設計のポンプは、吸引揚程3 mH2O以上を保証します。これらの仕様はギアポンプやサーキュラーポンプなど低脈動で知られるポンプテクノロジーと同様の滑らかな移送を実現していることを考えるとさらに印象的なものとなります。同時にダイアフラムポンプならではのクリーンで穏やかな流体処理、高い耐食性、オイルフリー運転、卓越した信頼性などの独自のメリットも備えています。

ジェントルフローポンプ 個別ニーズに対応したカスタマイズが可能

KNFポンプの多くと同様、新しいFP 1.70は高度なモジュール式設計を採用し、特定のお客様のアプリケーション向けに信頼性が高く、経済的で迅速なカスタマイズを実現します。お客様は耐食対応性を最大化するためのさまざまな接液材料から選択でき、モーターオプションも豊富です。経済的なブラシ付きDCモーター(12Vまたは24V)や、寿命、制御性、デジタルカスタマイズを最大化する先進的なブラシレスDCモーター(12V/24Vまたは10-28V)など、多様なオプションが用意されています。取り付けはフレキシブルで、取り付けネジまたは専用の取り付けクリップを選択可能です。

新しいKNF FP 1.70は実績のあるFP 70をベースに開発され、最高レベルの信頼性と性能を提供します。

高吐出ポンプに適した構造と化学的相容性 

新開発のFP 1.70は実績のあるFP 70をさらに進化させたモデルで、高吐出圧アプリケーション向けに設計されています。高度なコンプレッションフィッティング部品を採用し、信頼性が高く安全な気密接続を実現しています。安定性と耐食性を向上させるため、接続プレートと中間プレートはPPSを採用しています。低吐出で高い耐食性が求められる場合、PPS接続プレートをプロジェクト仕様に合わせてカスタマイズし、内径4mmのタケノコ継手を装備することが可能です。

最も厳しい要件を満たす産業向けに設計

いくつかの業界では、ダイアフラムポンプの利点を活用していますが、高吐出圧でスムーズな流量を必要としています。これが新しいFP 1.70の真価が発揮される場面です。流体の品質が重要なアプリケーションでは、特にこの新しいポンプが大きなアドバンテージをもたらします。これにはDODやCIJインクジェットプリンター技術などの印刷技術に加え、ニードル洗浄などの医療用途も含まれます。燃料電池や3Dプリンターもこの革新的なポンプの恩恵を受けています。

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