KNFダイアフラム式液体ポンプは、媒体への異物混入なく、中性や刺激性のある液体を移送、計量、定量注入します。メンテナンスフリー、自吸式、空運転が可能。また、モーターと制御オプションを各種ご用意しております。
KNF液体定量ポンプ新FM 50シリーズを発表
KNFは、全く新しいポンプシリーズとして、優れた精度を実現し、要求の厳しいアプリケーションに最適なOEM液体ダイアフラムポンプを提供します。
KNFダイアフラムポンプの全く新しいラインナップは、液体の計量をこれまで以上に正確かつ容易に、そしてカスタマイズしやすくします。さらにFM 50は最新のポンプ駆動技術を採用しており、個々のパラメータ設定により、容易なシステム統合と優れた耐久性を実現します。
変化の激しい環境下でも最高の精密さを実現
新型のKNF FM 50は流量100~500ml/minの流量を非常に高い精度(±2%)と高いリニアリティ性で供給します。流量は条件が変化してもリニアリティ性を維持し、最大1 bar(rel.)の背圧で動作します。そのため正確な流量調整が必要なアプリケーションに最適です。また耐食性、気密性、低脈動流体処理、信頼性などダイアフラムポンプ技術のアドバンテージを活用できるアプリケーションにも最適です。
進化したモータが定量ポンプの一体化を容易にします
流量調整には制御電圧またはPWM信号を使用することができます。標準的なFM50は1Vまたは20%PWMで100ml/min、5Vまたは100%PWMで500ml/minを供給し、この2つの最小動作点と最大動作点の間で非常にリニアリティな流量を実現します。この先進的なポンプ駆動装置はKNF社内で設計・製造されているため、お客様の個別のニーズに合わせてモータを工場でパラメータ化することができます。これには最小点と最大点の位置を変更する2点校正の実行も含まれます。
多くの定量アプリケーション用に理想的な選択
EPDMあるいはPTFEダイアフラムやEPDMバルブまたはFFKMバルブと組み合わせたFM 50のポリプロピレンヘッドはポンプがほとんどの液体を安全に移送可能とし、インクジェットテクノロジー、医療産業や食品の取り扱いを含む幅広いレンジのアプリケーションに対しての理想的な選択肢となります。更に新型FM 50は気密性が高く、自吸式で安全なドライ運転なため、ほとんどの液体定量アプリケーションに対して本当にプラスとなります。