ロータリーエバポレータ及び蒸留プロセス用のKNF ポンプ・システム
KNFの幅広い高性能ラボ用ポンプ・システムは、最も厳しい要求にも対応できるよう設計されています。
お客様のアプリケーションに最適なソリューションを見つけ、効率を高めてください。
究極の真空 ≥ 6mbar
2
結果
究極の真空 ≥ 2mbar
2
結果
蒸留プロセスを理解する
大気圧での沸点が高い化合物を扱う場合、蒸留に必要な高温が化合物に悪影響を及ぼす可能性があるため、蒸留プロセスでは液体を分離することが困難な場合があります。このような場合、減圧蒸留が望ましい方法です。
蒸留プロセスは一般的に、ラボ用真空蒸留装置と適切な真空ポンプを用いて行われます。ポンプの選択は希望する到達真空度、システムの総容量、そして蒸留中に必要な温度など、いくつかの要因によって決まります。溶媒の沸点とシステムの温度の組み合わせにより、必要な真空度が決定されます。システムの総容量は最適なポンプ流量を決定するのに必要で、容量が大きいほど大きい流量が必要になります。
ロータリーエバポレーションの探求
ロータリーエバポレーションは、サンプルの表面積を大きくし、温度と真空度を最適化することで、溶媒を短時間で効果的に分離できるという原理に基づいています。ドライアイスまたは循環式の冷却コンデンサーを追加することで、分離した溶媒を回収することができます。
ロータリーエバポレータと蒸留プロセスに対して、最適なポンプを選択する際に考慮すべき点
- 溶媒に応じた到達真空度オイルフリー運転・耐薬性
- 高い蒸気と水滴への耐性
- システム容積に比例した流量入り口(セパレーター)及び出口(高性能コンデンサー)のの両方で溶剤回収が可能
- 調整可能な真空度の制御(さらなる安全性のために、リモートコントロールも可能)