2020 年は、特に医療技術とカスタマーコラボレーションの分野でチャレンジの多い年でした

しかし、KNF は、強い団結力とチームワークによってこれらの障害を克服したことで、将来への明かるい展望を抱いています。

KNF グループCEOである Martin Becker

予測困難だった一年も終わりに近づいています。2020 年はコロナ禍によって人々や企業の対応力が試された年でした。情報、規則、可能性、制限が常に変化し、KNF もまた困難な状況に置かれました。同時に、KNF グループ拠点は、距離的な隔たりと対面会話が困難な状況にもかかわらず、より緊密な関係を構築しています。この一年を通して全ての KNF 拠点は、不確実な時代であっても高品質なサービスと製品を引き続きお客様に提供するという共通の目標を掲げて参りました。その中でも、コロナウィルスとの戦いにおいて特に焦点が当てられたのは、医療機器メーカーに対するサポートでした。

危機を乗り越えることができたのも、当社のエンジニアリングプロジェクトでのバーチャルコラボレーションの賜です。

 

KNF では、お客様と直接会って話をすること、お客様やパートナー企業との密接な共同作業を常に重視してきました。今年のコロナ禍で、私たちエンジニアリング企業にとって先見的で未来志向型の考え方がいかに重要であるかが明らかになりました。このことは、技術製品のさらなる開発だけにとどまらず、適切に機能する「熟練した」デジタルコラボレーションにも及びます。

 

すでに数年前から、KNF ではデジタルトランスフォーメーションに力を入れ、将来への周到な準備を整えてきました。デジタルコミュニケーション・ツールは元々国境や部門を越えた KNF 拠点の共同作業に用いられていました。今年、当社従業員は既に使い慣れたデジタルコミュニケーション・ツールによって、お客様のお役に立つことができました。このような困難な時期でも、こうしたツールによって、お客様と KNF エキスパートとの間では緊密かつ重要な意見交換が問題なく行われています。製品開発のような複雑なプロセスも、これまで積み重ねてきた経験によって引き続き実施されています。上述のような当社KNF のデジタルコラボレーションの詳細についてHPブログを是非ご覧ください。ブログには、当社の経験が纏められています。

信頼性の高いダイヤフラムポンプ製造により、困難な状況下でも KNF のお客様のサプライチェーンが維持されました

診断機器、処置機器、治療機器などの医療ソリューションに対する世界的需要は、このコロナ禍において急激に増大しました。一方で、世界中で多くのサプライチェーン障害も発生しました。それだけに、コロナ禍のような不測の事態においても、社会的責任とお客様への責務を果たすことができたことを誇りに思い、また嬉しく思っています。私たちは一丸となって、生産および物流プロセスの維持に務め、サプライチェーンの継続性を確保することに成功したのです。「とりわけ感謝したいのは、特に製造現場で働く 当社従業員の皆様です。彼らは、困難な労働条件の下で、積極的に仕事に取り組み、献身的な努力によってとりわけ医療機器分野のお客様とパートナー企業のために大きな貢献を果たしました」と 、KNF グループCEOである Martin Becker は言います。

受賞と認定 - KNF は、命を救う医療用ダイヤフラムポンプを採用しているすべてのパートナーへの約束を果たします

 

世界中の全ての KNF 拠点は、今年多くの条件や制約に適応しなければなりませんでした。他方で、当社は政府機関からの資格認定など多くの支援も受けました。例えば、特に当社のポンプソリューションの重要性は、1950 年の「国防生産法」(DPA)において当社拠点が指定を受けたこと(在米国のKNF Neuberger Inc.)、また「ヘルスケア関連の重要な企業」として登録されたこと(在スイスのKNF Flodos AG、KNF Micro AG、KNF Neuberger AG)によって明らかになりました。これらの支援によって、当社はコロナ禍による厳しいロックダウン期間においても、引き続き生産体制を維持することを許可され、同時に世界的な医療技術アプリケーションの大手メーカー各社は医療施設への製品供給を確保することができました。

 

米国だけでも、コロナ禍による人工呼吸器の需要は 2020 年初めから急激に増加しています。そのような状況の中、当社は特定の種類のポンプ生産を従来の生産量の 10 倍にまで引き上げることができました。その中心となったのは、人工呼吸器用ポンプの生産だけではありません。診断テスト、臨床現場での検査(Point-of-Care-Tests)、タンパク質研究、カプノグラフィー、一酸化窒素吸入療法、消毒システム、ネブライザー、衛生設備用エアディストリビューター、洗剤配量アプリケーション向けなどのポンプ生産にも集中して取り組むことが出来るようになりました。

このように当社コンポーネントの確実な供給によって医療施設が支えられています。今年10 月には、KNF の中国拠点は、今年初めの Covid-19 の危機的な感染拡大の時期に重要なサポートを提供したことに対して、「Outstanding Contribution Award of Combating Covid-19」を受賞しました。また、医療機器技術における世界的大手メーカーの1社からは次のような賞賛の言葉をいただいています。「KNF との共同作業により、生命を左右する重要な医療機器を世界中に緊急納品することが可能になりました。例えば武漢地域の病院には、いち早くKNF ポンプを装備した生化学分析装置、免疫分析装置、血球分析装置が納品されました。」

 

KNF は、将来への明るい展望を抱いています - Martin Becker(KNF グループ CEO) 

 

「2020 年は、間違いなく私たち一人一人の力が試された年でした。同時に、私たちが助け合えば、素晴らしい力を発揮出来ることが示された年でもありました。このような困難な年にもかかわらず、当社のお客様、パートナー企業、そして当社従業員の皆様から多大なご協力をいただいたことに、この場を借りて感謝の意を表したいと思います。来年も未だコロナ禍が続くと思われますが、私たちは、この時代をさらに力強く生き抜いていけるものと確信しています。

 

末筆ながら、このクリスマス・年末年始の休暇中におかれましては、どのような逆境にあろうとも生活を豊かにしてくれるもの・生きる価値を生み出すものに皆様方の意識を傾けてほしいと願っています。そして、気持ちを安らかに、期待をもって新しい年をお迎えください。KNF グループを代表して、皆様方とご家族のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。」