サクセスストーリー:KNF 75 周年

KNF の 75 周年を祝い、会社の歴史から重要な出来事を振り返ります。

現在、KNF グループはエーリッヒ・ベッカーの長男であるマーティン・ベッカーが率いています。

ダイアフラムポンプ技術をリードする KNF は、17 の地域に拠点を持つ国際的企業グループに成長しました。75 周年を記念して、KNF のこれまでの歩みの中で重要な転換点となった出来事を選び、デジタルアニバーサリーブログに掲載しています。このブログは KNF ウェブサイトでご覧いただけます。

柔軟性、熱心な従業員、適応性 – これらの 3 つの特徴が、フライブルクの小さな工場から世界のマーケットリーダーへと KNF を押し上げました。2021 年 4 月、KNF は 75 周年を迎えました。

KNF グループのマーティン・ベッカー CEO は、グループ全体が将来へ向けて十分な準備ができていることを確信しています。「当社の独自の構造、情熱に溢れる従業員、何よりも同族経営としての経済的独立性により、私たちは居心地の良い場所から常に一歩飛び出し、独自の道を歩み続けることで、75 年前にフライブルクの小さな工場から始まったサクセスストーリーを今も維持しているのです」と述べています。

会社が設立された年の 1946 年に戻ってみましょう。ドイツのフライブルク・イム・ブライスガウで、一人の青年が戦争で荒廃した瓦礫の中から生活の基盤を築こうとしていました。クルト・ノイベルガーはこの小さな工場でシリンダーの研磨やモーターの修理を行っていましたが、後に工作機械の製造分野に乗り出します。そして1962 年、エーリッヒ・ベッカーが Kurt Neuberger Freiburg KG 社(KNF)に加わります。このようにして、世界中で事業を展開する企業グループが誕生しました。そして、或るお客様の注文がサクセスストーリーを生んだのです。

先見の明のあったエーリッヒ・ベッカーは、早くからダイアフラムポンプ技術の可能性に着目していました。
先見の明のあったエーリッヒ・ベッカーは、早くからダイアフラムポンプ技術の可能性に着目していました。

この時の注文で、フライブルクの KNF は、受託製造業者として医療用の吸入・吸引ユニット向けダイアフラムポンプを組み立てました。エンジニアのエーリッヒ・ベッカーは、この用途でのポンプ技術の大きな可能性にすぐに着目します。クルト・ノイベルガーが 1966 年に死去すると、エーリッヒ・ベッカーが本部長に就任して、自ら会社の拡大に着手しました。最初の耐腐食性ダイアフラムポンプによって、KNF は研究室および医療技術市場に参入します。その後、1970 年初期にダブルダイアフラムポンプが開発され、特に原子力技術の産業分野で新しい用途を開拓しました。この技術の飛躍的進歩に加え、ヨーロッパから始まった国際的事業展開が、米国、アジアへと急速に広まっていきました。 

今日、KNF のポンプは世界中の至るところで、そして宇宙でも目にすることができます。例えば国際宇宙ステーション ISS では、信頼性の高いローメンテナンスのダイアフラムポンプが、宇宙飛行士に呼吸用の空気を提供しています。事実、今日ではKNF グループのノウハウは、クルーズ船から乳幼児の体外式補助人工心臓に至るまで、あらゆる環境のあらゆる用途に適用されています。

宇宙での業績だけではなく、KNF はしっかりと地に足のついた活動も行っています。当社は地域社会に配慮し、それぞれの拠点で地域や社会の持続可能な活動を従業員と共に、そして従業員のために支援しています。それぞれの地域とのつながりは揺るぎないものであり、当社が世界的で成功している要因の ひとつでもあります。

「私たちの旅は続いていますが、今ほどエキサイティングなことはこれまで経験したことがありません」と、マーティン・ベッカーは喜びを隠せません。