オーダーメイドのポンプ・ソリューションによる、ダイアフラムポンプメーカーのサクセスストーリー
KNFは、ドイツ・ハンブルクに新しくフューチャー・ラボ(Future Lab)を設立しました。KNFデジタル・アクセレレーション・センター社(略称DAC)は、包括的な長期デジタル戦略の結果設立された会社で、KNFがデジタル分野において今後立ち向かう課題の解決を支援するために作られました。この新会社は、KNFに対し外から働きかけ、デジタル化における原動力となり、イノベーション文化を促進することを目指しています。
DAC社は、コワーキングスペースWeWork内にあります。DACの社長でKNFグループのCMOでもあるレト・フラーは、「ここは、新しい仕事の形に対する期待に応えるスタートアップ文化を提供します」と説明します。フリーランサーも、クリエイティブ系のエキスパートも、スタートアップ企業も、KNFのような昔からの企業にとっても、このような新しい場は単に仕事をする場所というだけでなく、新しい仕事の形を発展させる場でもあるのです。また、交流、意見交換、協力、そしてお互いにインスピレーションを与え合う場・機会としても、活用されています。
「デジタルプロジェクトの実現に必要な新しいリソースを、DAC社は提供していきます。DAC社は実行・実現に重点を置き、KNFグループのサービスセンターのような働きをします。」とレト・フラーは続け、「DAC社は、クロス・ロケーションのプロジェクトにおける相乗効果を特定・活用し、グループ内やお客様と新しい形でのデジタル協力関係を築いていけたら、そしてそれを新たな企業文化に発展させることができればと考えています。」と説明します。KNFにおいては、その専門知識を基盤とする競争力を脅かすことなく、会社がどこまでオープンに開放できるかを見極めるという難しい課題に直面しています。「しっかりと検討し、適切なバランスをとる必要がありますね。」とレト・フラーは言います。
コラボレーション、ネットワーキング、内と外の両方に向けた開放という哲学を広めるDAC社のミッションは、理論上にとどまらず実行に移されていっています。また、相互的な知識管理システムの開発と、革新的なオンラインマーケティングのコンセプトの開発を進め、グループの長期戦略に組み込んでいく予定となっています。