ドイツ・フランクフルト
Formnextでは(ドイツのフランクフルトにて11月16日から19日まで開催)KNFがホール12.0内のブースE110でバインダー供給用の多目的で信頼性のある液体ポンプ2点を展示いたします。
Formnext展示会のテーマは3Dプリントと添加剤製造です。11月16日から19日まで、プロバイダーとメーカーはフランクフルトメッセに再び一堂に会しユーザーや顧客と直接会う機会が提供されます。KNF は関心のある来場者を歓迎し、ホールl 12.0、ブースE110.で2つのイノベーションを展示すると紹介できることを楽しみにしてい興ます。
FP 70 と FP 1.150 は KNFのジェントルフローポンプシリーズの一部で、ギヤポンプや遠心ポンプの利点を合わせ持っており、低脈動、自吸式、ドライランニングが可能です。両方ともジェット技術を使用する全ての印刷システムにおけるプリントヘッドにバインダーを供給するために実用的に設計されています。結果、どのような特徴を持つバインダーでも3Dプリント処理にやさしく安心に供給することができます。EPDM、PTFEあるいは FFKM 等耐薬品性の高い材料と設計により場面様々な状況での使用を可能にしています。
KNFFP 70ポンプ: コンポーネント数を減らすことが3Dプリントシステムに必要
KNF FP 70 は最大 850 ml/min の流量を実現し、最大圧力 2 bar で動作するように開発されました。さらに、特許を取得した 4 点バルブにより、信頼性の高い自吸性を確保します。このため、システムの充填および排水に対して追加のプライミングポンプは不要です。
脈動低減技術の統合により、KNF FP 70を使用する際に追加の脈動低減エレメントとューブが不要になります。これにより、ポンプはスペースが限られている場所でも、非常に低い脈動で動作させることができます。
ジェット技術を使用した印刷システム用の気泡を発生させないカスタマイズ可能なバインダー供給
KNF FP 70 で使用される低脈動ポンプ技術により、チューブ内の圧力抵抗が低下し、流動性能が顕著に向上することで、ポンプ効率が改善します。このことは、細いチューブを使用している場合に重要な要素となります。さらに、気泡の形成も抑制することから、液体特性が安定した状態に保たれ、これによりプロセス性を向上させることができます。
モータを選択する場合はシステム要求が優先されます: ジェントルフローポンプには異なる性能クラスのモータを装備することができ、それらのパラメータを精密にカスタマイズすることが可能です。
FP 1.150: 長い供給ラインを持つ3Dプリント用の耐久性のあるバインダーポンプ
最大流量率 1.1 l/min と最大2.3 mH20までの吸引揚程のFP 150 ポンプシリーズに追加されたこのポンプは最大動作圧力 6 bar rel の強力な性能を備えています。
5つのダイヤフラムのぞれぞれから生じる流れと脈動を織り合わせることにより、高流量でありながらスムーズな流れのダイヤフラム液体ポンプが実現されます。さらに、ジェントルフローポンプは圧力損失が小さいので、細長いチューブでも効率的にバインダーを移送することが可能になります。加えて、プロセスに悪影響を与えかねないチューブの振動も最小化されます。
5-ダイアフラム技術を用いた基本的な設計原理によりバインダーは特にやさしく小さい剪断で供給されることを保証します。